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段付きネジ (ショルダースクリュー)

段付きネジ (ショルダースクリュー) SS

段付きネジ(ショルダースクリュー)は、ヒートシンクと基板を固定するために、スプリングとセットで使用されます。メカニカルな取付において、最も強固な固定方法の一つです。

アルファでは複数の規格段付きネジ、及びスプリングを取り揃えており、基板厚み・チップ高さ等、お客様の状況に応じて適切な荷重・圧力を加えることが可能です。

Shoulder Screw
1. 段付きネジ (ショルダースクリュー)の仕様
規格 A
(mm)
B
(mm)
ネジ
種類
C
(mm)
ダウンロード 納期 /見積 / 購入
SS diagram

10.00 3.90 M2.5 5.00 catalog RoHS REACH DXF
13.20 4.20 M3 4.20 catalog
16.00 5.00 catalog
19.00 4.20 catalog
22.00 4.00 catalog
10.00 4.78 5.00 catalog
12.00 4.00 catalog
13.00 3.50 catalog
5.00 catalog
13.72 5.84 catalog
16.00 7.00 catalog
16.51 5.84 catalog
19.00 7.00 catalog
19.30 5.00 catalog

2. 段付きネジの構造、および段付きネジ固定の特徴

段付きネジの構造は、ネジ頭・E-ring挿入溝、ショルダー接触面、ネジ部に大きく分けられます(下記画像参照)。

Features of shoulder screws
確実な取付

最も強固な取付方法のひとつで、高い信頼性を要求される場合に適します。振動・衝撃試験 をクリアしています。

容易な取付

段付きネジとスプリングは、ヒートシンクに組み付いた状態で出荷出来ます。取付は簡単・シンプルです。

基板の反り防止

バッキングプレート を使用することで、基板の反り防止が可能です。

カスタム性

基板のレイアウト等に応じて、穴位置等のカスタム対応が可能です。

取付荷重の調整

段付きネジとスプリングの組合せを変更することで、適切な荷重で取付できます。

高性能

グリスやフェイズチェンジ材等、高性能な サーマルインターフェース をご使用になれます。

3. スプリング選定

参考情報 : スプリング選定について


段付きネジを使う際、基板側に使用される代表的な固定部品を下記に紹介します。
最終的なヒートシンクの設計、段付きネジ・スプリングの選定は、どの固定部品を使うかによって決まります。 なお、アルファの規格段付きネジは全てM3です。固定部品の詳細な情報など、ご質問は 営業部 までお問い合わせください。

①基板に圧入、またはハンダ付けする部品
(セルフクリンチングファスナー)

②ナット

PEM

PEM社 and MAC8社 などから入手可能

※弊社では販売しておりません。
Nuts

一般的なナットです。

③スタンドオフ

④バッキングプレート

Stand-offs

基板表側に設置し、裏から六角ナットなどで固定します。

Backing Plate/Stiffener

基板裏側にバッキングプレートを使います。
基板の強度を上げ、反りを防止することも出来ます。
弊社規格バッキングプレートのページ

Shoulder Screw アルファでは、段付きネジ固定用ヒートシンクを規格化しています。
下記リンクから入ることの出来る各製品のページでは、 チップ高さや基板の厚み等を入力することで、お客様の環境に最適な段付きネジ、スプリングの組合せを選定したり、ヒートシンクとのセット品の品番を取得することが出来ます。



段付きネジ固定用ヒートシンク (LPD**S, UB**S シリーズ)

ヒートシンクの取付け方法の種類
振動・衝撃試験の結果

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