EMI対策

ヒートシンク設計

EMI対策とヒートシンク設計
A picture of example heat sink
電子機器開発における一つの問題としてEMI(ElectroMagnetic Interference)が挙げられます。
ヒートシンクは、電子部品の周波数が増えるにつれ、電磁波を放射するアンテナのような役割を担うことがあると言われています。
このようなヒートシンクに関連したEMI対策の一つとして、ヒートシンクに導電性のある表面処理を
施し、取付用部品のバネやプッシュピンを介して、ボード上に設置されたアースへのグラウンドパスを
作る方法があります。
表面処理 特長
アルマイト
  • 非導電性
  • 耐腐食性に優れる
三価クロメート
  • 導電性
  • 耐腐食性に優れる
表面処理無し
  • 導電性
  • 安価
  • 表面に傷がつきやすい
耐食性や耐摩耗性、美観の目的で、ほとんどのアルミ製の規格品ヒートシンクには
アルマイト処理(陽極酸化皮膜)が施されています。 アルマイト皮膜は非導電性です。導電性を持つ皮膜処理として、三価クロメート処理(CT-3700)を施すことができます。 これはRoHSなどを含む環境規制を満たすものです。導電性のある選択肢として、表面処理無しのまま使用されることもあります。
もし、ヒートシンクと関連してEMIの最小化が問題となっている場合、アルファ営業部にお問合せください。
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